masayuki5160's diary

名古屋でエンジニアしてます。

"継続的インテグレーション入門"をもう一度読んだ

継続的インテグレーション入門

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4、5年前に読んだ際には理解仕切れない部分が多く、改めて読み直してみました。
この本自体は入門という位置付けにあり、初版が2009年ということもあるのでその辺りを考慮しながら読み必要があるケースもあるが総じてCIについてこれから学ぼうとする人々にとってこれ以上ない本なんですね、やっと理解できました。オススメしている方が多いのも頷ける。

オススメな読者

たとえば以下のような方にはこの本をオススメできると思います。

  • CIについてとりあえず全容を知りたい、学び始めたいと考えている方
  • すでにCI環境が整った職場で働いているが実はよく理解仕切れていない方
  • 試行錯誤して自動ビルド環境までは整えたがそこから進めない方(もう一度トライするきっかけになるかも?)
  • ソフトウェアの品質を高めたいと考えている方

僕の場合は3つ目の"自動ビルド環境までは・・・"のに当てはまりますね。
iOS、Androidアプリの自動ビルド環境を整えることがプロジェクトに良い影響があると思い導入はしたものの、それ以上は取り組めませんでした。引き続き環境を整えていくことが品質向上にも繋がるとは知りつつもなかなか進まず、心残りだったのが再度この本"継続的インテグレーション入門"を読んだ理由です。

この本で学べないこと

  • 詳細な環境構築、手順
  • Jenkinsについて
  • ユニットテストに関する詳細

などです。
他にもあるかと思いますが、本書ではCIに関する全容を扱っておりより突っ込んだ内容については別の書籍を参考にするよう書かれています。
最近はJenkinsであったりSelenium、そしてユニットテスト関連の書籍も数多く出てますのでむしろちょうどいいように思います。
他の書籍をよく読んではいないのですが、この"継続的インテグレーション入門"で書かれていることが陳腐化しているということはなく、むしろCI全般を丁寧に扱っている本はいまだにこれだけだな、というようなことになるのかと思います。

以上です。