masayuki5160's diary

名古屋でWeb系エンジニアしてます。

企画立案から丁寧に教えてくれる"プロジェクションマッピングの教科書"を読んだ

プロジェクションマッピングの教科書

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そこから教えてくれるの!?というくらい非常に丁寧なのが本書の特徴だと思います、正直読んでいておったまげました。 そして何より僕が本書で引き込まれたのはプロローグのこの部分。

・・・プロジェクションマッピングの流行に驚きを隠せません。なぜかと言えば、「プロジェクションマッピングがいかに面白くないか」を私は知っているからです。・・・だからこそ私は常に試行錯誤をして、新たな企画や手法を考え制作を続けています。

全てを引用しきれないので変に伝わるのもよくないですが、著者としてはプロジェクションマッピングと付き合ってきた経験から面白くない部分を理解しているからこそ、試行錯誤し、流行で終わらせないようにしたい、ということでした。

詳細は後述しますが、僕も同じように感じていた部分があったこともあって、そのあとの内容も非常に楽しく読み進めることができました、個人的にはプロジェクションマッピング関連の本の中では一番楽しめた本だと思います。

生々しい、けどむちゃくちゃ参考になるプロジェクションマッピングを扱うプロジェクトの話

本書では著者の経験からプロジェクションマッピングを扱うプロジェクトの企画、スケジューリング、ステークホルダーとの関係、そもそもお金(予算など)は?、みたいなことをしっかり述べられています。もちろん技術面での章もあるのでそちらが知りたい方にもおすすめですが、プロジェクションマッピングを実際に実施するプロジェクトではやはりプロジェクトをどうマネジメントしていくか、というのがキーなんだな、と改めて考えさせられました。

正直にいうと、クリエイターなど実際に映像を作ったり、必要な素材をイラレとかフォトショで作る作業を行なっている人には本書は必要ないかもしれませんが、実際にプロジェクトを統括している人がどうやって立ち回ってくれているか、について知っておくのは必要、というか知っておくと仕事がスムーズに回ると思います。そういった意味で本当に本書はプロジェクションマッピングに関わる人全てにおすすめできるまさにプロジェクションマッピングの教科書だな〜と感じています。こんな本はおそらく他にないでしょう。

プロジェクションマッピングのこれからについて勝手に考えてみる

本書のプロローグに共感した、とお話ししましたが、僕も正直にいうとプロジェクションマッピングは面白くない、と見ている立場からも感じてしまうことが何度かありました。理由は?、と言われると悩ましいですが、一方でまだまだ可能性がある、と思っています。

そしてこれはつい先日行ったSWEETS BY NAKEDのイベントでみたものですが、プロジェクションマッピングを使った作品で僕は初めて"面白い"、と感じました。ちなみに写真の手前で笑ってるのは僕ですw

下記動画だともう少しわかりやすいかもしれませんが、これショーケースの中に並んだアイス一つ一つにプロジェクションマッピングがされていてお客さんがジョウロでちょっとアクションをするとアイスが喋る、という作品です。貼り付けたyoutubeだとちょうど40秒すぎころですね。


sweets by naked 多治見にて踊り、アイスのお花たち

これこそ著者も言っている企画、手法の試行錯誤によって一つ見えてきたプロジェクションマッピングの可能性だろうなと思います。もちろんこのアイスの作品はそれ自体だけでなくその空間全てを企画していて、その全体の中で初めて感動した、ということになるのはポイントですけどね。そしてこの本を読んでからSWEETS BY NAKEDのプロジェクトマネジメントを考えると、素直にすげーなと感じてしまうわけです、ほんと参考になりました。

それでは以上です。 ちなみにSWEETS BY NAKEDは多治見で9月3日までやってるんで是非是非、名古屋からなら車でもすぐでしたよ、こちらもおすすめです、では〜。

sweetsbynaked.com