masayuki5160's diary

名古屋でエンジニアしてます。

チームをまとめる立場の方にもお勧めできる、"ストーリーとしての競争戦略"

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先日読んだまわりを巻き込む技術の中でお勧めされていた本書を読みました。基本的にはマーケティングよりの本、しかも組織より、であってあまりエンジニアの人が読むような本ではないのですが、タイトルの通りチームをまとめるリーダーにもお勧めできる、と思います。ちなみにまわりを巻き込む技術は以下で書いてます。

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ストーリーがチームをまとめ、チーム、組織を鼓舞する

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1人で作業をしている時は問題は起きにくいのですが、複数名、特に3、4名を超えたあたりで全員での意思を共有してプロジェクトなり作業を進めていくのは徐々に難しくなっていきます。このタイミングで例えば、

  • 週に1回チームmtgをしましょう、
  • デイリースクラム、朝会をやりましょう
  • たまにはみんなでご飯でもいきません?

みたいな話になったりするのかな、と思います。 上記はいい方法だと思います、そして実際に僕だったらそうします。

でもそれではうまくいかないケース、結構あったりすると思うんです。例えば、

  • 進捗は共有できてるけど、なんかみんなのモチベーション低いな
  • どうも少しだけ仕上げてくる機能の方向性がずれていることがあるな

とか。結構ありますよね? 本書はそういったことを考えている方にもお勧めできます。そしてその悩みへの一つのアプローチがストーリー、ということです。

なんのためにやっているのか、をストーリーで話せると強い

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おそらくリーダーのような立場になると数値目標は何かしらあるでしょう。そしてその数値目標はチームのメンバーにも共有し、達成に向けてアクションをとっていく。でも、その時に

今月の目標数値はxxだから。頑張っていきましょう

といった感じで朝会、打ち合わせの場でやってたりしないでしょうか。恥ずかしながら僕はついついやっちゃうんですよね、そうするとメンバーは結構うんざりしたりします。逆の立場だったら、と想像すると理由もわかりますよね。

でもそうではなくて、

今月はこういう目的を達成したい、だから目標数値はxxです、頑張っていきましょう

だとどうでしょうか。なぜその数値目標になっているのか、を伝えることができます。 そしてさらにいうと、

こういう機能をユーザに提供するとユーザはこういう行動をしてくれるはずでこう思ってくれる、と考えている。だから今月はxxという目的を達成し、xxという目標数値を達成していきたい。頑張っていきましょう。

と、よりなぜの部分に自分なりのストーリーを追加し、聞いているチームメンバーに映像として成功までのイメージを共有できると強いと思います。最初の数値目標だけ話すのとはだいぶ違いますよね。

いいストーリーがチームをまとめ、そして巻き込んでいく

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本書は実はチームとはまた違うスケールでの事例が多く、組織よりの事例の話が中心になっています。ただ、チームという単位にブレイクダウンしていったとしても本質的には大事なことは変わっていかないと思います。つまり、ストーリーがチームをまとめ、そして巻き込んでいくことにつながる、ということですね。まさに先日紹介したまわりを巻き込む技術にも繋がっていくと読みながら感じました。

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本書は個人的には読みやすい部類に入ります、ただ、しっかり理解をして実践まで、ということを考慮すると非常に読み応えがあり、今後も長く読むことになる本だと思っています。ぜひ、エンジニアの方にもお勧めですので技術書を読む合間にでもどうでしょうか、ではー。

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英文法の面白さに気づける一冊、"英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ"

英文法の魅力 - 日本人の知っておきたい105のコツ (中公新書)

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エンジニアという仕事柄、英語とはこの先もずっと仲良く付き合っていくことになります。 身近な例でいくと、結構な頻度で英語のドキュメントを読む必要性があったり、実は問い合わせは英語でしか受け付けてくれなかったり、そしてそもそもコードを書く時は英語ですしね。というわけで英語が嫌いだー、なんていってられない。

今日は英語が嫌いだけど、英語が必要、そんな方にもお勧めできる本の紹介です。

英文法の授業って退屈でしたよね、でも"英文法の魅力"はちょっと違う切り口で文法を楽しめますよ

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僕の場合は文法の授業があったのは高校からでした。 ひたすら文法の話を先生がするもんだから、まーつまらなくてだいたい授業は聞かず、テスト前に必死に詰め込む、そういったことをしていた記憶があります。僕と同じような方もいるのではないでしょうか? 僕が英文法に苦手意識をもったり、あまり興味を持てなかったのはこのあたりの経験が大元のようになっていると思います。

でも本書はそんな方が改めて、

  • そうそう、この文法のルールがよくわからなくてつまずいて、嫌いになったんだよ
  • 文法ってそういう視点でみると面白いな!
  • もう一回文法の勉強してみようかな

と思うきっかけになる本です。僕にとってはまさにそうでした。

東京新聞、中日新聞のコラムで掲載されていた"英語の質問箱"からできた

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本書は東京新聞、中日新聞のコラムで掲載されていた"英語の質問箱"からできた、ということです。 今も続いているのか、よく知りませんが、新聞という特性上、非常に幅広い年齢層からの質問に対して著者が回答をしています。本書自体は見開き1ページでその質問に対しての著者の回答が記載されています。

そういう体裁であるからか、本全体も非常に読みやすく、そしてそういったバックグラウンドを聞くとまた面白く読み進めることができます。 質問者の年齢も記載されていることから、

  • こんな若い子が質問してるの?
  • 80歳近くだけど、英語勉強してるんだ、すごいな

となんだかこちらが励まされるようなこともあったりします。こんな文法書はみたことありませんw

この本をきっかけに、もう一度英語を勉強するモチベーションへ繋げては?

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著者も冒頭でいっていますが、英文法は英語をマスターする上で重要な要素の一つです。 文法力は会話をするときにも文章を組み立てる力にもなっている、そういうことですね。

ただ、英文法はあんまり面白くないんだよな〜という気持ちは個人的には非常によくわかります、この本を読むまでは僕もそう思っていたから。だからぜひ、そんな方にこそ、この本をお勧めします。英語学習をするモチベーションアップにつながるはず。

それでは以上です、またー。

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マーケティング初学者にオススメ、1杯のコーヒーから学ぶマーケティング理論

戦略は「1杯のコーヒー」から学べ! (ビジネス・経済)

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僕はコーヒー好きで、自分でもコーヒーを淹れるくらいです。ちなみにコーヒーの話は以前記事を書きました。

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この戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!はそんなコーヒー好きにはお勧めの本です。
内容も小説仕立てになっていることもあり、非常に読みやすいです。また、扱っている内容も比較的新しい話題が多く、身近な話題からマーケティング理論に触れることができる点も読み進めやすい点の一つでしょう。

コーヒーと共に学ぶマーケティング理論

本書の中で扱っている理論は、

  • ブルーオーシャン戦略
  • ランチェスター思考(競争戦略)
  • マーケティング3.0

などです。比較的よくきくワードかと思いますが、実際にちゃんと知ろうとすると結構難解です。本書ではその辺りをコーヒー、カフェ経営に絡めてイメージしやすい形で話が進んでいきます。

また、巻末には参考書籍が多数掲載されており、より深く学びたい場合にはそちらが参考になります。
ちなみに著者の永井さんは100円のコーラを1000円で売る方法で知られています。漫画にもなってますので本屋で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

100円のコーラを1000円で売る方法

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マーケティングは全てのビジネスマンにとって役に立つ知識になる

多くの人はマーケティングの知識はマーケティング部門の人、マーケティング専門の会社に務める人、が身に付けるもの、というように考えているのではないでしょうか。でも、実はそんなことありません。マーケティングは全てのビジネスマンにとって役に立つもので、そして学び方を間違えなければ、次の日からすぐに活かせるものなのです。そしてこの戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!はまさにマーケティング初学者にとってはちょうどいい本に仕上がっています。

著者は普通のビジネスマンに向け、マーケティング理論を噛み砕いてお話してくれています。 この本についても位置付けとしては100円のコーラを1000円で売る方法と同じで、初学者向けのものになっています。もちろん読みやすい本ばかり読んでいてはあれなので、この本をきっかけにもう一歩踏み込んでマーケティング理論について学ぶのがいいですが、マーケティングの面白さに触れる、気づくきっかけとしては素晴らしい本だと思っています。

あと、地味にコーヒーの豆知識的な話なども面白く、マーケティングの本であることを忘れてそっちに夢中になってしまいそうです。個人的にはドトール、星乃珈琲の話は非常にわかりやすい例でしたね、身近な話ですし。

というわけでこれからマーケティングを学ぼうとする人、かつコーヒー好きな方にはお勧めな本です。 ぜひ。

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これからマーケティングを学びたい人に最適な"100円のコーラを1000円で売る方法"

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マーケティングについて学ぼうとすると、難しそうな本が多く、初学者に最適な本が少ないかもしれません。ただ、この 100円のコーラを1000円で売る方法は別で、初学者の方にお勧めできるいい入門書です。

この本のいいところは難しいマーケティング理論を小説仕立てで読み進めることができる点です。
それもあって、ご存知の方もいると思いますが、漫画も出ています、もちろんこの漫画も内容は変わりませんのでお勧めです。

コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法

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著者は永井 孝尚さんで永井さんの書いた本は総じてこういった初学者向けのマーケティング本になっています。また紹介しようと思っていますが、コーヒーが好きなマーケティングをこれから学びたい人にはこちらの戦略は「1杯のコーヒー」から学べ! がお勧めですね。コーヒーの話、コーヒーショップの経営に絡めてマーケティング理論を学べます。

戦略は「1杯のコーヒー」から学べ! (ビジネス・経済)

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マーケティング理論は一見難しそうに見えると思います。ただ、マーケティングは多くの人が知識として身につけ、普段からその視点を意識することで理解が深まっていきます。そのきっかけとして、永井さんの本はどれもお勧めです。

では以上です。

愛用していたnixonのリュックからPORTERのリュックに買い替えた

[ポーター]PORTER タイム TIME デイパック 655-06169 ブラック/10

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5年くらい前にMac book Airを買った際、Appleストアでnixsonのリュックを買いました。それ以来、ほぼ毎日といっていいくらいMacを入れるのはもちろん、ちょっとした旅行にもこのnixonのリュックを愛用していました。でもさすがに徐々に色落ち、というのか色褪せ、というのかわかりませんが痛みが目立ってきました。使い込んでるな〜というのがにじみ出てきてました。

デザインも気に入っていたし、PCも入り使い勝手が良かったので、代わりをどうしようかな、と思っていたんですが、色々見て回り、迷いに迷い、このPORTER タイム TIME デイパックを購入しました。 購入を決めたポイントは、

  • 丈夫で色落ちが少なそうなこと
  • できれば10年くらい使いたい
  • ビジネス、カジュアル、どっちもいけるデザイン
  • PCが入る
  • 撥水程度でもいいので水対策がある

という点です。 ま、もちろん本当に10年くらい使えるかはわかりませんが、それでもPORTERであればそこは信頼できるだろう、ということで判断しました。

高い買い物ではありましたが、これから長く使っていくと思えばいい買い物をしたかな、と思っています。
使い始めてまだ1週間とちょっとではありますが、背負い心地もいいし、体にしっかり馴染む感じは前のnixonのリュックではありませんでした。しっかりフィットしているからか、結構荷物を入れていても軽い気がします。

大事に使っていきます、では〜。