masayuki5160's diary

名古屋でエンジニアしてます。

本を読むことについてと本を読むのが苦手な方へのアドバイス的なこと

f:id:masayuki5160:20170319232813j:plain

むちゃくちゃ本読みますね、と最近言われることがありました。
僕にとって本を読むことは習慣になってしまっているので意識はしていませんが、 改めて僕にとって本を読むことがどんなことなんだろう、ということをまとめてみました。

僕にとっての本を読むこと

僕にとって本を読むことは、

  • 新たな出会い(好奇心、知識など)
  • 著者の人との会話
  • 生活の一部
  • 単純に楽しむため(漫画とかは特にそうですね)

というところです。

僕が本、特に漫画以外を自ら積極的に読むようになったのは大学時代でした。 きっかけが何だったかはあまり覚えていませんが、はじめの頃によく手に取っていたジャンルは、

  • お金関係(お金との付き合い方とかだったかな?)
  • 自己啓発系
  • マネジメント系
  • 村上春樹の小説

とかだったと思います。今のようにコンピュータ関連の書籍はそんなに買っていませんでした。それこそジャケ買いで興味のある本だけ買って読む、という繰り返しでした。

f:id:masayuki5160:20170409132306j:plain

読書スタイルの話

それがいつしか、習慣になり、本をカバンの中に必ず一冊以上は入れて持ち歩くようになっていました。これが大学4年生の頃の話。

それからしばらくはいわゆる乱読が僕の主な読書スタイルでした。むやみやたらに何でも読み漁る、という感じですね。自分の好奇心が抑えられない、という感じに。

社会人になってからもそれは続きましたがある時ふと自分の本棚に同じような本が並び、そして読み返すことがあるのははじめて読んだ時は読みにくいと感じた本が多いように気づきました。 それから、徐々に僕の読書スタイルは変化していき、乱読から精読のスタイル中心へと変わっていきました。これはここ数年の話ですね。

まとめると本の読み方には、

  • 乱読:好奇心全開で読み漁る
  • 精読:じっくり一冊の本を読み込み、向きあう、著者と話をする感じ

があると思っています。そして僕個人は今ではその両方を状況に応じて使い分け読書をしています。 例えば、

  • 新しい分野、領域についての知識を得たいときは、数冊本を買ってきて読みやすい本から順にどんどん読んでいく、途中で意味がわからなくても続ける(僕にとっての乱読)
  • 一生付き合うだろう、と感じた本を何度も何度も読み返す、自分の言葉にしていく(僕の精読はこういう感じ)

といった感じです。 よく言われている乱読、精読のイメージと違っているかもしれませんが僕の使い分け方はこうです。

本を読むことが苦手な人へのアドバイス

そして最後に一つだけアドバイス。 よく本を読むのが苦手だ、という人が陥りがちなのは本は隅から隅まで読まないとダメだと思い込んで読んでいるケースがほとんどのように思います。

声を大にして言いますが、全くそんなことありません! むしろ、

  • わからないところは思い切って読み飛ばす
  • 途中で読んでいる本に飽きたら別の本を読んでみる => 積ん読を増やす

ということをお勧めします。これがおそらくブレークスルーになるかなと。 (ちなみに僕の積ん読は軽く30冊は超えていますw)

以上です。 ぜひ自分なりの本との付き合い方を見つけてみるといいのではないでしょうか、それでは!

f:id:masayuki5160:20170409132447j:plain

2016年に読んだ本でおすすめ6冊+α

急に思い立ったので、久しぶりにかきます。
今年読んだ本おすすめ6+αです。
(切りがわるいですが、文章書いてたら6冊になってしまいましたw)

  • 1冊目

3月のライオン コミック 1-11巻セット (ジェッツコミックス)

新品価格
¥5,753から
(2017/3/19 11:18時点)


いきなり漫画かよ、と思わないでくださいw
個人的にはこんなジャンルの漫画があるんだ、漫画ってこんな表現もできて、伝え方もできるんだ、という驚きを感じました。
将棋に詳しいとより楽しめると思いますが、
そうでなくても、主人公の心理描写だったり、ストーリーそのものの面白さは今年読んだ漫画の中では最高でした。

  • 2冊目

マジビジプロ 意外と分かっていない人のための 会社のお金の常識41 MAJIBIJI pro[図解]会社の数字に強くなる!

これはたしか近くのコンビニで買った本です。
まさに僕をターゲットに書かれた本かと思うくらい、つきささってきた本ですねw
エンジニアだからといってやはり会社のお金のことわかってないと困ることもでてきたわけで、非常にタイムリーでいい本でした。
タイトルみてもなんとなく想像できますが、ディスカバートゥエンティワンさんの本です。
ディスカバートゥエンティワンさんの本は学生時代からけっこうお世話になっていて、とりあえずのとっかかりとしてよくお世話になる本が助かりますね。
これからもお世話になりまっす。

  • 3冊目

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

新品価格
¥2,160から
(2017/3/19 11:20時点)

これは本がぐちゃぐちゃになるくらい読み込んでますw
ライフシフトも面白いんですが、僕はこのワークシフトから読んでいたのでこちらをピックアップしました。
ワークシフト、ライフシフトの順で読んでいくと、出版されたのもその順番ですし、いいかもしれませんね。
この本のすごいところは、諸々のデータ、世界のトレンド、様々な人との議論を経て、これから訪れるであろう未来の生活を抜群の解像度で読者に見せてくれることだと思います。
もちろん、著者が考えた未来が必ずくるなんていうことではないですが、それでもここまで考え抜かれた予測は諸々の指針には十分なり得ますよね。
すごい本です。

  • 4冊目

お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ

新品価格
¥1,512から
(2017/3/19 11:21時点)

これも最高でした。
正直、歴史については興味が薄くて、いかんなと思いつつ、なにもしてきませんでした。。
でもこの本を読んでから明らかに見方がかわり、歴史への興味が強まりました。
この本はシリーズっぽくて世界史編、戦国時代編、といろいろあるみたいです。
ぜひ歴史に興味のない方、だまされたと思って読んでみるとはまるかもしれませんよ。

  • 5冊目

イラストで学ぶ ディープラーニング (KS情報科学専門書)

新品価格
¥2,808から
(2017/3/19 11:22時点)

最近は他にもいい本がいくつもあるんですが、ディープラーニングが話題になる初期からあって、何度も読み返した本です。
大学が人工知能の学科だったので基礎はある程度叩き込まれているとはいえ、それでも理解に苦しむことが多く、この本には助けられました。
とりあえずディープラーニングの勉強をはじめたい、という方にはおすすめします。

  • 6冊目

DeNAのサイバーセキュリティ Mobageを守った男の戦 いの記録

新品価格
¥2,160から
(2017/3/19 11:23時点)

セキュリティへの対応は理想と現実にはさまれてしまい、実際にどう進めればいいか悩むと思います。
そういったことに対するアプローチの記録、という感じの本です。
DeNAほどの規模の企業での記録ということもあり、とくに組織の中でどうアプローチし、すすめてきたのか、という話が参考になります。
単純なセキュリティ対策のHow的な本ではありません。
実際に組織のなかでセキュリティ担当をしていて、技術面ではなく、どう進めていけば(社内政治的なw)いいか迷っている方、ぜひ。




というわけで以上です。
今年はいつもより技術書を読んだ数が少ない気がしますが、その分、AI系を中心に難解な本を読んでいた気がします。
それでは最後にもう一冊だけ。

  • 最後に一冊

冒険王ビィト 13 (ジャンプコミックス)

新品価格
¥454から
(2017/3/19 11:23時点)

待ってました!お帰りなさい!、て感じですね!
これからが楽しみです!


では、あわせてこちらもどうぞ。
masayuki5160.hatenablog.com

"京都ぎらい"を読んで、京都の人の本質をのぞいてみることができました

読みました。

京都ぎらい (朝日新書)

新品価格
¥821から
(2017/3/19 11:26時点)

僕自身は大学4年間京都、いや、京都府、にいたので確かにそうだな、そんな風に見ている人がいるのか、など目から鱗な話ばかりだった。
そして京都がすこし嫌になった、見る目がかわった。

しょうもな、と。

伏見だと京都じゃないとか、宇治でも京都じゃないとか、嵯峨だとさらにバカにされるとか、山科だとさらにどうとか。
そのあたりの著者の経験とか意見、、、そういうのがとうとうと書かれているわけなんですが、いやもうしょうもなさすぎて、どうでもいいやん、となりました。京都の人ってアホなの?、とこの本を読むまで京都が好きと言っていた自分からすると信じられないくらいの考えにかわっていた。

f:id:masayuki5160:20170423140545j:plain

京都はもっと知的な印象でしたが実際はそんなことないようですね。
プライドばかり高い、そういう印象にかわりました。
(今の若い人は違うでしょうが、少なくとも年配の方にそういう方が多いのは理解できました。)

というわけで次に京都へ行くときはまた違う視点で楽しめそうです。
あと、最後にですが、でも、この本はいい本だと思いました。

f:id:masayuki5160:20170423140624j:plain

あわせてこちらもどうぞ、名古屋についてかいてます
masayuki5160.hatenablog.com

4,5年経って今更自分がうつの症状になっていた理由に気がついた

つい先日ウェブ上で話題になっていました。

diamond.jp

で、少し気になったのでそのままこちらの本を読みました、一気読み。

自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術

実はぼく自身はほんの数年前、うつと診断され休職をしていた時期がありました。
いま思ってもたしかに精神的に疲れていたようには思います。
ただ、なぜああいう状態になったのか、までよくわかっていない、もちろん職場があわなかったなどはあるにせよそれにしてもなんであそこまでなったのか、というのは自分でもわかってませんでした。

が、この本を読んで、
当時のぼくが休むことの大切さを知らなかったから、
というのが根本にあったんだ、と気付きました。

いまのぼくは当時と比べて圧倒的に多い仕事量をこなしています。控えめにいっても、です。それは確実です、自慢でもなく。
だからたまに不安になることもあるのです、またうつになるんかな、と。

ただ、いまのぼくはそうなったらそうなっただなーなんてけっこう気楽にとらえていたりする、そういう自分がもうひとりいたりします。
そのときは休もう、と自然に思ってるんです。

f:id:masayuki5160:20170423095029j:plain

これはうつになった数年前のぼくにはなかった発想。
いまのぼくの強さはここで、一番の違いはここかな、と気付きました。
当時は死にたいと思うほどやはりしんどかったので戻りたくはないですが、
それでも経験をしておいてよかったように今となっては思います。

それにしてもGATEといいこの本といいぼくのまわりでにわかに自衛隊がホットなのが気になりますがGATEはおもしろいからいいかな、と。
ではでは。

ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 文庫版 文庫 1-10巻セット (アルファポリス文庫)

新品価格
¥6,480から
(2017/3/19 11:30時点)

英語を勉強しようとするより英語を生活に取り入れる工夫をした方がいい

f:id:masayuki5160:20170415090052j:plain

英語の学習は必要に迫られていろいろされていると思いますが、ぼくもそうで今まで、

  • スピードラーニング
  • レアジョブ
  • DMM英会話
  • ライティングの添削サービス(名前はわすれました)
  • ECC(学生のとき)

と、自分で振り返ってみてもきれいに英語教育を提供する業界の罠?にはまっている感じです。どれがよかったとか悪かったというのは他の方が上手にまとめているので割愛しますが、個人的にはどれも悪くはなかったかなと思っています。とくにDMM英会話は安くてよかった。

 

じゃあなにがだめだったか、というと僕自身がどこをゴールに設定して英語を学習しているのか、ということが不明瞭だったから、につきます。

あらためてそのあたりについて考えてみると僕には、

  • 英語のドキュメントをある程度読めるリーディングの力
  • Appleのレビュアーになんとか意思を伝えられるライティングの力
  • 英会話はそこまでいらない
  • Eメールでのやりとりもいらない、というかほとんどしない

という程度。

英語のスキルがいらない、ということはないですが、どう考えてもいま必要としていない英会話の勉強をすることに時間を投資する必要がない、ということに気づいたわけです。まあもちろんすべてできればいいよね、ということにはなるんですが、やっぱりどうしても追い込まれないとできないよね、と。一方で英語のドキュメントを読む力はやはりもっといるわけで、そちらをもっとつけていく方がいいな、と。

 

f:id:masayuki5160:20170423095636j:plain

 

じゃあ、というのではじめたのが英語を日常に取り入れるということです。大したことはしてなくて、

  • iPhoneの言語設定を英語にする
  • PCの言語設定を英語にする
  • 海外のニュースを見る(CNN App for iPhone)
  • 英語のリソースを読むようにする

 ということ。

年が明けてからこんな感じでしてますが、英語を読む時間も増え英語のドキュメントを読むということに対しての抵抗が少なくなってきました。とくにCNNのアプリのおかげかなと思っています。

 

CNN App for iPhone

CNN App for iPhone

  • CNN Interactive Group, Inc.
  • News
  • Free

 

あと、Quoraも面白いですね。

Quora

Quora

  • Quora, Inc.
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

 

ぼくの場合は英語を話すこと、書くことに対しての苦手意識はまだあります。

でもいまはいいかな、とおいておくことにしました。そのかわり日常に英語を取り入れていくことで英語に毎日ふれる時間を増やしていく、たぶんそれが無理はないけどいつか本格的に英語が必要になるタイミングの備えとしては適切かなと思っています。いつかいるから、という理由で英会話の勉強をし続けるのはなかなか、ねwそこまでの強さはぼくにはなかったですw

 

f:id:masayuki5160:20170415085723j:plain

 

というわけで英語学習サービスにお布施をしている方々はぜひ英語を日常に取り入れることをしてみるのもありなんじゃないか、というお話でした。

では。よかったら文法のおすすめ本を下記でご紹介していますのであわせて一読ください。

 

masayuki5160.hatenablog.com